特集迫り来るサイバー攻撃の脅威

サイバーセキュリティー管理態勢の強化を目指すCISOの実像

〈インタビュー〉1線と2線の顔を持ち組織全体の意識の底上げを図ることが大切

みずほフィナンシャルグループ グループ執行役員 情報セキュリティ担当(グループCISO) /寺井 理

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現代においてサイバー攻撃は経営のトップリスクの一つといえる。多くの企業でサイバー対策を進めるなか、その重責を担うのが最高情報セキュリティー責任者(CISO)だ。今年6月に公表された金融庁のガイドライン(案)においても、サイバーセキュリティー管理態勢の確立に向けた経営層の主体的な関与を求めている。果たして金融機関のCISOはどのような課題意識を持ち、組織全体のセキュリティー強化を進めているのか。みずほFGでグループCISOを務める寺井理氏に聞いた。

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てらい おさむ
93年興銀情報開発センター(現みずほリサーチ&テクノロジーズ)入社。銀行向けシステム開発・運用、3行統合プロジェクトに従事。02年野村総合研究所入社。12年みずほ証券入社、IT基盤統括部長。20年みずほFGセキュリティ&データマネジメント部(現サイバーセキュリティ統括部)部長、22年執行理事グループ共同CISO。24年4月から現職。