特集転換点に立つ金融経済教育

本格稼働するJ-FLECが目指す金融経済教育の姿

〈インタビュー〉金融経済教育を推進する上で最大の好機を逃さない

金融経済教育推進機構 理事長 /安藤 聡

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今年4月に設立し、本格稼働を8月に控える金融経済教育推進機構(J-FLEC)。これまで業界団体や金融機関が個別に担ってきた金融経済教育の司令塔として、大きな期待が寄せられている。2,000兆円を超える家計の金融資産の半分以上を現預金が占めるなか、これを投資に振り向け「成長と分配の好循環」を実現するためには金融リテラシーの向上が欠かせない。J-FLECはどのように国民の金融リテラシー向上に寄与していくのか。初代理事長に就任した安藤聡氏に、その意気込みと今後の取り組みについて聞いた。(編集部)

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あんどう さとし
77年慶應義塾大学法学部卒。東京銀行(現三菱UFJ銀行)入行後、人事やポートフォリオ運用、資産運用企画などに従事。07年オムロン入社。常勤監査役、執行役員常務、取締役を歴任。「伊藤レポート」を取りまとめた経済産業省主催研究会委員、東京証券取引所主催「市場区分見直しに関するフォローアップ会議」メンバーなどを務めた。24年4月から現職。