金融庁 監督局 参事官 /岡田 大
金融庁は4月に「中小・地域金融機関向けの総合的な監督指針」等を改正し、金融機関に経営改善・事業再生支援の取り組みを促している。コロナ禍を経て債務が増大した事業者の支援は待ったなしの課題だ。金融機関において事業者支援に携わる人材の能力向上も重要なテーマになる。担当の岡田大参事官に、金融庁が打ち出す施策の背景や狙いについて聞いた。(編集部)
おかだ ひろし
93年大蔵省入省。外務省在ドイツ日本国大使館二等書記官、金融庁総務企画局市場課課長補佐、総務企画局政策管理官兼広報室長、外務省在米国日本国大使館参事官、金融庁監督局保険課長、企画市場局総務課信用制度参事官、総合政策局総合政策課長、同秘書課長を経て、23年7月から現職。
掲載号 /週刊金融財政事情 2024年4月23日号