解説

システム障害への対応力を高める「ITレジリエンス」の重要性

障害の発生を前提に影響の最小化と迅速な復旧を目指せ

マッキンゼー・アンド・カンパニー パートナー /平野 聡久

マッキンゼー・アンド・カンパニー パートナー /アルン・グンダラオ

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2023年10月に発生した全国銀行データ通信システム(全銀システム)の障害を受けて、金融機関におけるシステムの安定性にあらためて注目が集まっている。システム自体が複雑化し、多くの取引を迅速に処理することが求められる時代に、システム障害を完全に防ぐことは現実的ではない。顧客保護の観点では、障害が発生することを前提に、その影響を最小化し、迅速に復旧することを目指す「ITレジリエンス」の考え方を取り入れることが重要だ。

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ひらの としひさ
東京大学法学部卒。ロンドンビジネススクール経営学修士(MBA)。日本銀行、ボストンコンサルティンググループを経て、23年から現職。

Arun Gundurao
モルガン・スタンレー、シティバンクを経て、20年マッキンゼー・アンド・カンパニー入社。現在、金融サービス全体の幅広い運用モデルの変革を支援。