解説

世界的に注目が高まる保険業界「金融包摂」実現への道

IAISで関心を集めた明治安田生命の取り組み

明治安田生命保険 サステイナビリティ経営推進部長 /来住 慎一

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • 印刷

2023年11月、世界各国の保険監督当局等により構成される保険監督者国際機構(IAIS)の年次会合が、初めて日本で開催された。世界各国から400人超が参加した今回の会合における主要テーマの一つが「金融包摂」だ。日本の保険会社を代表するかたちで参加した筆者が、国際的な金融包摂の課題や保険会社の取り組みを概説する。

本記事をお読みいただくには
会員登録と購入が必要です。
月額会員の方はログインすると、
続きをお読みいただけます。

まだ登録されていないお客様

パスワードを忘れた方はこちら

きし しんいち
90年京都大学理学部卒、明治生命(現明治安田生命保険)入社。米国ワシントン州公認会計士、国際大学MBA。06年から09年まで保険監督者国際機構の事務局(在バーゼル)に出向。21年から現職。