解説

サステナブルなビジネスモデルの構築を模索すべき地銀会員組織

リレーション依存型から共通価値創出型への転換を図れ

インクグロウ 社長 /鈴木 智博

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多くの地域金融機関は取引先の会員組織を運営し、地域の中小企業の成長支援に取り組んでいる。会員企業と金融機関とのリレーションにより、その退会率は低く抑えられているが、今後を見据えると、付加価値の高いサービスを提供し、安定した顧客基盤と収益を確保する取り組みが不可欠である。本稿では「地域金融機関で行き詰まる取引先の会員組織運営の現況と未来図」(本誌2023年5月2日号64ページ)の続編として、地銀会員組織のサステナブルな運営について提言したい。

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すずき ともひろ
早稲田大学大学院修了。ファミリービジネス学会正会員。地域金融機関と提携し、会員組織の運営をサポート。著書に『戦略的中期経営計画で会社は変わる! 後継者の経営力向上入門』(プレジデント社)。