特集メガバンクが描く東南アジア戦略

「ネクスト・チャイナ」の筆頭格として注目されるASEAN

生産拠点にとどまらず消費市場としても存在感を発揮

第一生命経済研究所 経済調査部 主席エコノミスト /西濵 徹

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ここ数年、中国に関連するさまざまなリスクが顕在化するなか、世界経済を牽引してきた中国に代わる国・地域を模索する動きが広がっている。そうした「ネクスト・チャイナ」の筆頭格として、いまASEANが注目を集めている。本稿では、ASEANの魅力と課題について考察する。

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にしはま とおる
01年一橋大学経済学部卒、国際協力銀行入行。同行においてアジア(東アジア、東南アジア、南アジア、中央アジア・コーカサス)向け円借款案件審査・監理、アジア・東欧・アフリカ向けソブリンリスク審査などを担当。08年に第一生命経済研究所に入社、15年から現職。アジア、オセアニア、中東、アフリカ、ロシア、中南米などのマクロ経済および政治情勢分析を担当。