解説

「COSOガイダンス」でサステナビリティー報告の統合管理を

内部統制のフレームワークを踏まえた新たなガバナンスの枠組み

監査法人トーマツ マネージングディレクター /梶原 俊哉

監査法人トーマツ シニアマネジャー /吉村 拓人

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トレッドウェイ委員会支援組織委員会(COSO、注1)は今年3月、「サステナビリティー報告に関する効果的な内部統制のガイダンス」(ICSR、注2)を公表した。ICSRは、COSOが公表している「内部統制の統合的フレームワーク」(ICIF、注3)をベースとしており、サステナビリティーに係るガバナンスの枠組みを提供するものである。本稿では、ICSRの概要とポイントを解説するとともに、その活用による効果について考察したい。

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かじわら しゅんや
公認会計士。金融機関に対するガバナンスや会計に関連するアドバイザリー業務に幅広く従事。

よしむら ひろと
公認会計士。金融機関に対するIFRS導入支援業務やサステナビリティー関連のアドバイザリー業務に従事。