解説

ネットゼロを目指す「アジアへの投融資拡大」の課題とその対応

大規模な民間資金動員を視野に各国政府のコミットメントに注目

アジア開発銀行研究所 ESGエコノミスト / 水口 啓子

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アジア地域は著しい経済発展過程にあり、化石燃料への依存度が高い諸国の存在感が大きい。そうした中で、ネットゼロ社会に移行するためには巨額な資金が必要であり、政府のコミットメントを裏付けとした域内外の民間資金の動員が不可欠である。グローバル金融機関の有志連合であるGFANZでも、アジアへの投融資の位置付けは重要である。域内外の民間資金をアジアに呼び込む際に、各国政府および民間投融資機関等の課題を踏まえた対応策が注目される。

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みずぐち けいこ
JPモルガン、スタンダード&プアーズ、PwCなどを経て、22年4月から現職。企業会計審議会/監査部会/内部統制部会委員。公認会計士・監査審査会委員、金融審議会「ディスクロージャーWG」メンバー、ASBJ専門委員などを歴任。主な著書に『本気で取り組むガバナンス・開示改革』(中央経済社、20年)。

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