過去に目立った改善が見られなかった公募投資信託の「小粒ファンド」乱立問題に変化が見られつつある。プロダクトガバナンスの浸透とともに、大手資産運用会社を中心にファンドの本数削減を明確に打ち出す動きが広がり、足元では公募投信の償還件数は増加傾向にある。投資行動のパッシブ化を背景に運用会社の収益環境が厳しさを増していることも、不採算ファンドの整理を後押しする。ただ、その手段が「繰り上げ償還」にならざるを得ない現状には一抹の不安も残る。
過去に目立った改善が見られなかった公募投資信託の「小粒ファンド」乱立問題に変化が見られつつある。プロダクトガバナンスの浸透とともに、大手資産運用会社を中心にファンドの本数削減を明確に打ち出す動きが広がり、足元では公募投信の償還件数は増加傾向にある。投資行動のパッシブ化を背景に運用会社の収益環境が厳しさを増していることも、不採算ファンドの整理を後押しする。ただ、その手段が「繰り上げ償還」にならざるを得ない現状には一抹の不安も残る。
掲載号 /週刊金融財政事情 2025年12月9日号