インタビュー

「多数決」による私的整理は新たな選択肢になり得る

規制緩和の成果を経済成長や社会課題の解決につなげていく

全国銀行協会 会長(三菱UFJ銀行 頭取) /半沢 淳一

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経済社会を取り巻く環境の不透明感が増すなか、銀行界も幅広いテーマへの対応が求められている。円安や資源価格の高騰に直面する企業支援のほか、2050年のカーボンニュートラル実現に向けた対応、最近では政府が打ち出した「多数決」による私的整理を巡る議論も重要なテーマとして浮上している。こうしたテーマに銀行界はどう向き合っていくのか。7月1日に就任した全国銀行協会の半沢淳一会長(三菱UFJ銀行頭取)に聞いた。(編集部)

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はんざわ じゅんいち
88年東京大学経済学部卒、三菱銀行(現三菱UFJ銀行)入行。経営企画部長、名古屋営業本部長などを経て、19年取締役常務執行役員CCO(コンプライアンス統括部・グローバル金融犯罪対策部担当)兼MUFG執行役常務グループCCO。21年4月から三菱UFJ銀行頭取。