新聞の盲点

落としどころが見えない新たな預金保険「目標額」

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金融機関が「責任準備金」として積み立てている預金保険料を巡る議論が大詰めを迎えている。これまで金融機関は5兆円を目標に責任準備金を積み立ててきたが、来年3月末には到達する見通しだ。金融界は今後の追加的な負担を避けたい意向だが、5兆円を設定した2015年当時と比べて預金が大幅に増えているため、さらなる積み上げを求める意見も根強い。預金保険機構に設けられた検討会が来年1月に議論を取りまとめる予定だが、その落としどころは見えていない。

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