シティグループ証券 アナリスト /丹羽 孝一
シティグループ証券 アナリスト /丹羽 孝一
投稿日2021.07.09. /週刊金融財政事情 2021年7月13日号
郵政民営化委員会から「危機的状況」と指摘された日本郵政グループ。創業150年目を迎えるなか、どのように再生に向かうのか。本稿では「JPビジョン2025」をレビューし、その評価と課題を取り上げる。課題を明確化した中期計画は意義のあるものだが、計画だけでは不十分であり、迅速かつ着実な実行による具体的成果の実現が求められる。
にわ こういち
日本の金融セクター担当アナリスト。複数の国内銀行系証券会社の株式調査部を経て、17年3月から現職。00年九州大学大学院修了。
掲載号 /週刊金融財政事情 2021年7月13日号