特集日本郵政グループ「新たな船出」

郵便局ネットワークの価値向上こそ「再生」の本丸

外部企業との連携によってデジタル戦略を実現せよ

シティグループ証券 アナリスト /丹羽 孝一

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郵政民営化委員会から「危機的状況」と指摘された日本郵政グループ。創業150年目を迎えるなか、どのように再生に向かうのか。本稿では「JPビジョン2025」をレビューし、その評価と課題を取り上げる。課題を明確化した中期計画は意義のあるものだが、計画だけでは不十分であり、迅速かつ着実な実行による具体的成果の実現が求められる。

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にわ こういち
日本の金融セクター担当アナリスト。複数の国内銀行系証券会社の株式調査部を経て、17年3月から現職。00年九州大学大学院修了。