特集資産運用業 変革への道のり

常に変革を意識し、資産運用立国に向けて進化を続ける

グローバル競争に負けない体制を構築し、日本株の魅力を伝える

野村アセットマネジメント 社長 /小池 広靖

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政府が資産運用業の抜本的改革を掲げるなか、当社は資産運用ビジネスを通じて、資産運用立国における「国益」を実現するために進化しなければならない。足元では、海外株式への資金流入が目立つが、日本にも投資先として魅力的な企業は数多くある。こうした企業の魅力を海外投資家に伝え、世界のリスクマネーを日本へ誘引し、金融市場の活性化を促す。海外資産運用会社との競争を勝ち抜くためにも、自社の運用能力やガバナンス体制の向上は待ったなしだ。

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こいけ ひろやす
90年早稲田大学法学部卒、野村証券入社。16年執行役員金融法人兼公共法人担当、18年常務コーポレート・ファイナンス担当(法人開発兼務)、20年野村アセットマネジメント副社長、21年4月から現職。