新聞の盲点

「一罰百戒」となる仕組み債販売での業務改善命令

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金融庁は6月23日、仕組み債を不適切に販売していたとして、千葉銀行、同行とアライアンスを組む武蔵野銀行、千葉銀行傘下のちばぎん証券の3社に業務改善命令を出した。地方銀行に対する業務改善命令は、投資用不動産向け融資で不正が発覚したスルガ銀行以来、約5年ぶり。2行に対し「ガバナンスが十分に機能していない」と経営責任の明確化を求めた。今回の処分には、仕組み債販売に積極的だった他の地銀への「警告」の意味合いもあると受け止められている。

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