特集東証「新市場」の現在地

グロース市場の活性化に不可欠なIPOでの資金調達促進

ベンチャー企業向け市場システムの軸として期待

関西学院大学 商学部 教授 /岡村 秀夫

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グロース市場において高成長を遂げる企業は一部であり、長期間低迷する企業も少なくない。背景には、IPOが既存株主のエグジットの機会となっており、必ずしも成長資金調達の場となっていないことがある。IPO時の公募調達割合の高い企業の長期収益率が良好であることを踏まえると、成長資金獲得ニーズの高い企業のIPO促進が重要である。また、TOKYO PRO Marketとの連携、未公開株取引市場等の創設・育成を通じて、グロース市場を軸としたベンチャー企業向け市場システムを構築することが望まれる。

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おかむら ひでお
京都大学経済学部卒、同大学院経済学研究科博士後期課程修了。博士(経済学)。日本証券経済研究所大阪研究所研究員、オックスフォード大学客員研究員、日本証券経済研究所客員研究員等を歴任。主な著書に『日本の新規公開市場』『入門証券論[第3版]』(共著)など。