解説

脱炭素社会に向けて不可欠な東証カーボンクレジット市場の役割

みずほ銀行もマーケットメーカーとして市場取引の活性化に貢献

みずほ銀行 金融市場部 コモディティ市場営業チーム 次長 /佐村 英郎

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昨年10月に東京証券取引所が「J-クレジット」を売買する市場を開設し、日本でも本格的にカーボンクレジットの市場取引が始まっている。その中でみずほ銀行など5社は、試行的実施におけるマーケットメーカーを担い、取引量の増加と市場の活性化に貢献した。カーボンクレジットの市場取引の促進は、国内における脱炭素投資の資金循環や、政府が掲げるカーボンプライシングの制度整備、ひいては脱炭素社会の実現につながる意義深い取り組みである。

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さむら ひでお
02年みずほコーポレート銀行(現みずほ銀行)入行。市場部門で金利マーケットや企画業務などの業務を経験し、21年から現職。入行以来、一貫して市場部門に所属し、J-クレジットのトレーディングデスク設置を推進。