談論風発

環境経営を通じて、滋賀県を「脱炭素先進地域」に進化させる

滋賀銀行 頭取 /高橋 祥二郎

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当行は、近江商人の売り手・買い手・世間の「三方よし」を経営の原点に据えている。また、琵琶湖の近くに本店を構える銀行の社会的責任として、経営に環境を組み込む「環境経営」にいち早く取り組んできた。当行は2019年からの現中期経営計画で、30年までに自行の温室効果ガス(GHG)排出量を13年度比で75%削減する目標を掲げた。取引先の脱炭素化に関しても、GHG排出量の算定やサステナブルファイナンスなど多彩な支援策をそろえている。滋賀県を「脱炭素先進地域」にするため、脱炭素に向けた歩みを着実に進めていく。

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たかはし しょうじろう
79年立命館大学経済学部卒業、滋賀銀行入行。06年営業統轄部長、08年取締役営業統轄部長、09年取締役京都支店長、14年専務取締役、15年取締役副頭取を経て、16年4月から現職。