日本後払い決済サービス協会 顧問 (現代ビジネス法研究所 代表) /吉元 利行
日本後払い決済サービス協会 顧問 (現代ビジネス法研究所 代表) /吉元 利行
投稿日2022.04.01. /週刊金融財政事情 2022年4月5日号
インターネット通販(EC)などで、クレジットカードを利用しない「後払い決済サービス(BNPL=バイナウ、ペイレイター)」が伸長している。消費者にとって利便性の高いサービスであるが、一部加盟店などで消費者トラブルも起きていたため、業界団体「日本後払い決済サービス協会」は今年4月、加盟店審査手法などについての自主ルールの運用を開始する。消費者が安心して後払い決済サービスを利用できるよう環境整備を図っていく。
よしもと としゆき
78年九州大学経済学部卒。九州大学法学府大学院後期博士課程単位取得退学。オリエントコーポレーションの法務部門に30年従事し、日本クレジット産業協会法制委員などの立場で割賦販売法、貸金業法、資金決済法、信託法などの改正等に関与。同社執行役員法務部担当を経て、08〜18年オリエント総合研究所専務取締役。18年から現代ビジネス法研究所代表。『判例に学ぶ決済サービスの法務と実務』(金融財政事情研究会刊)など著書、論文多数。
掲載号 /週刊金融財政事情 2022年4月5日号