解説

ポストコロナの中小支援に生かすオンライン型ファクタリング

業界団体「OFA」運営で、健全な市場形成を促進

オルタ 副社長 兼 CSO /武田 修一

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オンライン契約によって請求書(=売掛債権)を売却し、売上げの早期化を行う「オンライン型ファクタリング」の活用が広がっている。足元では、コロナ禍によって小規模事業者の資金繰りが悪化したため、その解決策として銀行がオンライン型ファクタリングサービスを導入する事例も増えている。ファクタリング事業者側も業界団体を設立するなど、健全な市場発展を企図した動きも起きている。経済が再生局面に向かうなか、コロナ後の中小企業支援の一手としてクラウドファンディングなどと並ぶオルタナティブファイナンス(補完金融)としても注目が集まる。

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たけだ しゅういち
京都大学経済学部卒、07年ソニー入社。プレイステーション等の経営戦略・経営企画等を担当。17年OLTA(オルタ)に創業メンバーとして参画。現在、取締役副社長CSO(最高戦略責任者)。19年フィンテック協会幹事長、20年同協会オンライン型ファクタリング分科会事務局長、21年同協会理事に就任。