新聞の盲点

一筋縄ではいかないIPO市場改革と「日本版SPAC」の行方

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • 印刷

政府は今年の「骨太の方針」で、IPO市場が抱える課題の解消と、欧米で活用が進むSPACの導入を提言した。日本のIPO市場では、公開価格が上場後の初値を下回るアンダープライシングが常態化しており、発行企業の資金調達額が低く抑えられていると指摘されている。政府は、その解決手段の一つとしてSPACの導入を検討する考えだが、SPACを巡ってはメリットと共に懸念点も少なくない。金融庁で議論が始まる運びだが、導入を巡って賛否が渦巻いている。

本記事をお読みいただくには
会員登録と購入が必要です。
月額会員の方はログインすると、
続きをお読みいただけます。

まだ登録されていないお客様

パスワードを忘れた方はこちら