山本国際コンサルタンツ 代表 /山本 正行
山本国際コンサルタンツ 代表 /山本 正行
投稿日2020.04.10. /週刊金融財政事情 2020年4月13日号
QR・バーコード決済事業者や家計簿アプリ、クラウド会計ソフトなどを提供する事業者が金融機関に支払う手数料が高く、フィンテックサービスの参入障壁となっているとの指摘がある。現在、公正取引委員会は事実関係の調査を行っており、今春の報告を予定している。手数料問題についてはさまざまな視点から議論があるが、本稿では、その基盤となるオープンAPIと今後のキャッシュレスサービスの視点で考えてみたい。
やまもと まさゆき
インテル、マスターカード・インターナショナル、ビザ・インターナショナル・アジアパシフィックリミテッドなどを経て、09年から現職。明治学院大学法学部講師、関東学院大学経営学部講師を兼務。著書に『カード決済業務のすべて』(金融財政事情研究会)など。
掲載号 /週刊金融財政事情 2020年4月13日号