特集様変わりする個人保証

行き過ぎた保証免除は健全な融資実務を毀損する

経営者保証を通じて「統制の取れた立派な法人」の育成を

金融コンサルタント /大内 修

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経営者保証を徴求するかどうかは個別案件の融資条件に属する問題であり、各金融機関が長年にわたって積み重ねてきた債権保全に関する融資ポリシーに基づいて決めるべきものである。KPIや政府系金融機関によって「経営者保証免除」を先導することは明らかに行き過ぎであり、健全な融資実務慣行を毀損する可能性がある。

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おおうち おさむ
70年三菱銀行(現三菱UFJ銀行)入行。人事部次長、深川支店長、業務開発部長、理事個人部長などを歴任。98年ダイヤモンドリース(現三菱UFJリース)取締役企画部長、常務取締役企画部長。03年三菱電機クレジット代表取締役。07年MMCダイヤモンドファイナンス代表取締役、12年退任。