解説

銀行がステーブルコインを発行する意義

暗号資産とステーブルコインの法的相違点を探る

三宅法律事務所 弁護士 /渡邉 雅之

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ブロックチェーン(BC)技術を利用するビットコインなどの暗号資産(仮想通貨)が投機目的で取引される一方、BC技術を利用しながらも主要国の法定通貨との価値連動性を確保する「ステーブルコイン」が登場している。フェイスブックの構想するデジタル通貨「リブラ(Libra)」のようなプラットフォーマーのほか、JPモルガンなどの銀行もステーブルコイン型の暗号資産を新たに発行しようとしている。そこで本稿では、暗号資産の概念を整理したうえで、暗号資産とステーブルコインの相違点および銀行がステーブルコインを発行する意義について考察したい。

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わたなべ まさゆき
東京大学法学部卒、コロンビア大学ロースクール修了(LL.M.)。09年から現在の事務所に所属し、11年パートナー就任。おもに金融規制法・保険法、反社・マネロン対策などに関する法律業務を担当。