「経営者保証に関するガイドライン」の適用が始まってから約4年半。6月27日に金融庁が公表した最新の数字によれば、「新規融資に占める経営者保証に依存しない融資の割合」は16.1%(17年10月~18年3月の実績)にとどまり、依然として経営者保証に依存する金融機関の実態が浮かび上がる。こうした実態を政府や自民党も問題視しており、金融庁は今事務年度以降、金融機関の融資慣行や保証に対する考え方の是正に力を入れていく方針だ。
掲載号 /週刊金融財政事情 2018年7月16日号
●現在お知らせはありません。