特集SDGsと金融

持続可能な開発目標達成に向けた我が国の取組み

金融界の動きが大きな推進力に

外務省 国際協力局 地球規模課題総括課長 /甲木 浩太郎

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2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs)への取組みが世界中で始まっている。日本でも、安倍首相を本部長とする「SDGs推進本部」が16年5月に立ち上がり、先進国で最初に政府全体の計画を一から作り上げるなど、その取組みには国内外から高い関心が示されている。民間企業においても、SDGsを新たなビジネス展開や利益増大の機会と認識し、本業を通じた貢献を追求する動きが急速に拡大している。中でも金融界の動きがその大きな推進力になっており、政府としてもこうした動きを全力で後押ししていく。

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かつき こうたろう
94年東京大学法学部卒、外務省入省。在アメリカ合衆国大使館一等書記官、在中華人民共和国大使館参事官、アジア大洋州局地域政策課首席事務官、経済局政策課企画官、経済局南東アジア経済連携協定交渉室長、国際情報統括官組織第三国際情報官などを経て、17年から現職。ハーバード大学文理大学院修士(東アジア地域研究)。