特集広がり始めたデータレンディング

米国で急拡大するオンラインレンディング

グーグルやアリババとの提携で事業拡大、アマゾンは自ら参入

野村総合研究所 金融デジタル企画一部 上級研究員 /嶋村 武史

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • 印刷

コスト競争力、UI・UX、革新的な与信モデルを売りに、米国でオンラインレンディングの市場規模が急拡大している。当初は独立系の新規参入者による単独での拡大が目立ったが、その後は金融機関や事業会社と提携する動きも出ている。さらに、ECや決済事業で獲得した情報を転用して融資を行うレンダーも現われており、注目を集めている。日本でも米国と同種の事業を立ち上げる動きが見られるが、一層の拡大に向けては多様なプレーヤー間のさらなる連携が必要になるのではないか。

本記事をお読みいただくには
会員登録と購入が必要です。
月額会員の方はログインすると、
続きをお読みいただけます。

まだ登録されていないお客様

パスワードを忘れた方はこちら

しまむら たけし
金融機関で資産運用、運用マネジャー選定、商品開発等の業務に従事した後、12年8月野村総合研究所入社。海外の金融・資本市場に係る調査・研究、欧米投資銀行の戦略調査、米国金融機関のフィンテック戦略調査等に従事。18年8月から現職。シカゴ大学MBA。