解説

停滞する銀行投信窓販

経営陣には個人顧客と向き合う本気度が問われている

金融財政事情研究会 金融証券調査室 /佐山 雅致

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銀行投信窓販は数年前から大きな壁にぶつかっている。しかも最近は、目に見えて販売額が落ち込んでおり、解約などによる資金流出もあって投信残高も減少の一途をたどっている。近年、金融庁が旗を振る「顧客本位の業務運営」宣言の採択に伴って業務見直しの機運は盛り上がっているが、販売ビジネスの展望はいまだに開けていない状況が続いている。

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