一橋大学 名誉教授 /野口 悠紀雄
一橋大学 名誉教授 /野口 悠紀雄
投稿日2019.08.26. /週刊金融財政事情 2019年8月26日号
米中貿易戦争は、米国による対中追加関税第4弾で新たな局面を迎えた。中国の人民元安容認と米国による為替操作国指定で、通貨戦争の様相をも呈してきた。世界の金融市場は、動揺している。円高が進めば、日本も直接の影響を受けることは避けられない。
のぐち ゆきお
63年東京大学工学部卒。64年大蔵省(現財務省)入省。72年イェール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授(先端経済工学研究センター長)、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て、17年9月から早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問。一橋大学名誉教授。
掲載号 /週刊金融財政事情 2019年8月26日号