解説

事業承継対策の推進に向けた地域金融機関への期待

米国のスモールバイアウトファンドのビジネスモデルから学べること

シギュラーガフ 日本代表 /堀池 篤

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日本の地域金融機関は昨今、地方産業の衰退・弱体化が進むなか、地場企業の事業承継問題に直面している。同様の課題を抱える米国では、スモールバイアウトファンドが地場企業の事業承継に一役買い、地場企業に資金供給などを行っている。日本の地域金融機関と米国のスモールバイアウトファンドには、対象とする企業の規模など共通点も多く、スモールバイアウトファンドの事業承継への取組みが、日本の地域金融機関にとっても参考になることは少なくないと思われる。

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ほりいけ あつし
97年京都大学法学部卒業、住友銀行入行。02年ロンドン大学LLM(金融法、倒産法)卒業。03年同行ニューヨーク拠点にて不良債権投融資、DIPファイナンス、メザニンファイナンス、PEファンド投資などにも携わる。06年からゴードン・ブラザーズ・ジャパンに創業メンバーとして参画。13年からアセットマネジメント業務に携わり、17年4月から現職。