キンドリルジャパン コンサルト・プラクティス事業本部 ストラテジスト(金融領域) /白石 啓
キンドリルジャパン コンサルト・プラクティス事業本部 ストラテジスト(金融領域) /白石 啓
投稿日2026.10.09. /週刊金融財政事情 2026年10月13日号
政府の「地域金融力強化プラン」等を背景に、地域金融機関の経営統合に向けた動きが活発化している。その際、勘定系システムの取り扱いに加え、近年ではAI(人工知能)活用やサイバーセキュリティー、AIガバナンス対応が経営レベルの課題として浮上している。とりわけ今年5月の金融庁・日本銀行によるフロンティアAI(最高性能AI)関連での要請以降、金融機関に求められる内部統制の水準は新しい局面に入った。本稿では、地域金融機関の再編・M&AにおけるIT領域の論点を整理し、AIエージェント時代に求められる新たな視点を考察する。
しらいし あきら
総合商社や通信キャリアでの経営企画・海外事業推進、M&A、プロジェクトファイナンス等の経験を経て、金融機関・コンサルティング業界で直近10年以上、投資銀行業務、業務効率化・自動化(RPA、ブロックチェーン、AIの活用等)に携わる。神戸大学経済学部(計量経済)卒、イリノイ大学MBA(会計・Eコマース)、コロンビア大学ビジネススクール・エグゼクティブコース専修(Global Banking)。