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量子技術に基づく新たな株式指数で実現する分散投資の「理想」

現代ポートフォリオ理論を発展させ、低相関銘柄の組み入れを実現

三井住友銀行 市場テクノロジー部 R&Dチーム エグゼクティブ・ダイレクター /中山 純

投稿日2026.10.02. /週刊金融財政事情

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三井住友銀行と東芝は今年5月、量子技術由来の先端技術を活用した新たな株式指数「SMBC/TOSHIBA量子分散」を共同開発した。本指数の特徴は大きく二つある。一つは、日本発の量子関連技術を銘柄選定に活用し、ファンド化を見据えて金融市場への応用を目指す初の事例であること。もう一つは、現代ポートフォリオ理論が確立された当時にはなかった計算技術を用いて、同理論をさらに発展させようとする試みであることだ。本稿では、開発の経緯や指数の特徴、今後の展望を概説する。

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なかやま じゅん
野村アセットマネジメント、東芝研究開発センターを経て23年から現職。量子技術の金融応用に一貫して従事し、本指数の理論的基礎となった論文(Hidaka et al, 2023)の共著者。一橋大学大学院博士後期課程修了。