解説

地方「三セク問題」が浮き彫りにするFAビジネスの必要性

金利ある世界で地域銀行に求められる地方創生と地域密着型金融

前 久留米市長 /大久保 勉

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人口減少や商業構造の変化で、地方都市の第三セクター施設は抜本的な用途転換を迫られている。金融庁も地域金融機関に対し、地域企業の価値向上や地域課題の解決、官民連携のまちづくりへの参画を期待する。本稿では、筆者の久留米市長時代の実体験に基づき、地域銀行が中立的なファイナンシャルアドバイザー(FA)として民間の資金・人材をつなぎ、地方創生を前進させる課題解決型営業の可能性を考えたい。

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おおくぼ つとむ
京都大学経済学部卒。東京銀行でデリバティブ業務に従事後、モルガン・スタンレーのマネージング・ディレクター(MD)を経て、04年に参議院議員に当選し、16年まで2期務める。財政金融委筆頭理事や財務副大臣、マイナンバーPT座長等を歴任。18年に久留米市長に就任(~22年)。現在は社会貢献やエンジェル投資などで活動。宅地建物取引士。