特集求む!! 消費者本位の支払い手段

収納代行・暗号資産を巡る詐取金の取引実態に規制の網を

悪質事業者対策として機能に応じた事業者登録・届け出が必要

ひかり総合法律事務所 パートナー弁護士 /葛山 弘輝

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内閣府消費者委員会の「支払手段の多様化と消費者問題に関する専門調査会」は9月16日、2025年3月から計45回に及ぶ審議を経て報告書を取りまとめた。後払い決済とキャリア決済に関する制度の在り方の検討を求め、支払い手段を業態ではなく機能で捉える横断的な枠組みを示した意義は大きい。一方、本調査会のスコープとの関連で、若干外れたテーマとなってしまったものの、実務的に非常に大きな課題である「詐取された金が実際に取引されている収納代行、暗号資産等」については、今後の課題として残った。筆者は専門調査会の委員を務めたが、本稿では、一委員の私見としてこの分野における課題と展望を述べてみたい。

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かつらやま ひろき
04年慶應義塾大学経済学部卒、08年慶應義塾大学法科大学院修了、新司法試験合格(新62期)、09年第二東京弁護士会登録、ひかり総合法律事務所入所。10~11年経済産業省商務情報政策局情報処理振興課出向。内閣府消費者委員会・支払手段の多様化と消費者問題に関する専門調査会委員。