解説

地域のソーシャルビジネスに見るインパクトマネジメントの実践

地域発の事例から浮かぶインパクトファイナンス促進への示唆

インパクト志向金融宣言 事務局長代理 /中村 麻紀

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金融機関は、単に資金を供給する存在にとどまらず、社会課題の解決と企業の持続可能性向上を後押しし、社会全体の持続可能性を共に考えていく存在である──。こうした問題意識の下、さまざまなアセットクラスの金融機関が集う「インパクト志向金融宣言」のソーシャル指標分科会では、知見の共有や議論を進めてきた。本稿では、同分科会が今年5月に発行した事例集(注)から、地域でソーシャルビジネスに取り組むアステナミネルヴァの事例を紹介したい。

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なかむら まき
国際協力機構(JICA)で事業評価やプロジェクト立案・管理を経験後、監査法人のサステナビリティー部門で民間企業向けアドバイザリーや官公庁向け調査、途上国の社会課題解決ビジネス支援等に従事。独立後は「インパクト投資に関する勉強会」「インパクト志向金融宣言」の立ち上げ・運営に携わり、企業の取締役監査等委員も務める。