特集ステーブルコイン 革命の足音

覇権を握る米国を軸に展開されるデジタル領域の国際通貨競争

持続的な市場の成長には国際協調も不可欠

マネックス証券 暗号資産アナリスト /松嶋 真倫

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世界のステーブルコイン市場は数千億ドル規模へと急成長し、暗号資産取引にとどまらず、送金など決済基盤としても広がりを見せている。その動きの中心にあるのは米国であり、ドナルド・トランプ政権下で制度整備が急速に進む。本稿では、米国におけるステーブルコインの現状と規制の狙い、民間企業の動向等を整理し、国際通貨競争としての展望を考察する。

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まつしま まさみち
都市銀行退職後に暗号資産関連スタートアップの創業メンバーとして業界調査や相場分析に従事。18年マネックスグループ入社。マネックスクリプトバンクでは業界調査レポート「中国におけるブロックチェーン動向(2020)」や「Blockchain Data Book2020」などを執筆。21年から現職。web3ニュースレターや調査レポート「MCB RESEARCH」などを統括している。著書に『暗号資産をやさしく教えてくれる本』(あさ出版)。