特集再考! 公的資金

〈インタビュー〉「りそなショック」当時から振り返る公的資金制度の意義

資金注入で再建までの“時間”を得て、完済責任を果たす重要性

りそなホールディングス シニアアドバイザー /東 和浩

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金融システムや地域の金融仲介機能への悪影響を避けるために使われる公的資金だが、一部では注入後の返済が遠のく金融機関もあり、その意義やモラルハザードを指摘する声もある。果たして、公的資金を受け入れた金融機関が抱える責任とは何か。「りそなショック」後、りそなホールディングス(HD)において財務部長に就任して不良債権処理に携わり、社長就任後に公的資金を完済させた東和浩シニアアドバイザーに聞いた。(編集部)

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ひがし かずひろ
82年埼玉銀行(現りそな銀行、埼玉りそな銀行)入行。03年りそなHD執行役財務部長、09年執行役副社長、13年代表執行役社長。20年会長、22年6月から現職。