金融庁 総合政策局長 /屋敷 利紀
「金利のある世界」に突入し、金融機関を取り巻く経営環境は大きく変わろうとしている。一方、米国が振りかざす「相互関税」の影響などで、将来の不確実性も増している。金融機関は、マネー・ローンダリングやサイバー攻撃をはじめ必要とされる態勢整備が複雑化・高度化する中で、どのように対応すべきなのか。金融庁の屋敷利紀総合政策局長に聞いた。(編集部)
やしき としのり
89年京都大学文学部卒。95年米イェール大学経営大学院修了。89年日本銀行入行。24年から現職。
掲載号 /週刊金融財政事情 2025年5月20日号
4月25日に更新された4月29日号は、5月6日号、5月13日号との合併号のため、次回の更新日は5月16日になります。