注目の論点先を見据えた金融機関のAI活用

〈インタビュー〉「チャレンジしないリスク」を意識し、AI活用に果敢に挑め

加速度的に進化する技術を生かし、良質な金融サービスの提供を

金融庁 長官 /井藤 英樹

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加速度的な進化を見せるAIの中でも、とりわけ生成AIの台頭により、金融機関を含む多くの企業の生産性が飛躍的に向上することが期待されている。こうした状況下で、金融庁は3月4日に、金融機関におけるAI活用の現状および課題を整理した「AIディスカッションペーパー」を公表した。果たして金融機関はこの目覚ましい技術革新にどのように向き合っていくべきなのか。業界全体での議論の深化も求められるなか、金融庁の井藤英樹長官に聞いた。(編集部)

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いとう ひでき
88年東京大学法学部卒、大蔵省(現財務省)入省。17年金融庁総務企画局参事官、18年総合政策局審議官、20年総合政策局政策立案総括審議官、22年企画市場局長などを経て、24年7月から現職。