特集金融機関の本懐! スタートアップ支援

ディープテック向け融資を後押しする債務保証制度の狙いと概要

指定金融機関を中小機構がサポートし、デットファイナンスを促進

中小企業基盤整備機構 ファンド事業部 事業基盤支援課長 /中野 隆志

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スタートアップの資金調達は、ベンチャーキャピタルなどからのエクイティー調達に加え、デットによる調達が広まりつつある。そうしたなか、特に事業化・収益化までに長期間を要し、多額の資金が必要となるのがディープテック(大規模研究開発型)のスタートアップである。この分野では融資判断の材料に乏しいため、金融機関からの融資が受けにくいなどの課題もある。本稿では、そうした課題の解決に向けた施策の一つである債務保証制度の概要を紹介する。

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なかの たかし
中小機構の前身の一つである地域振興整備公団、中小機構のファンドLP出資業務等を経て、22年4月から現職。