特集金利が変える金融[銀行業界編]

預金金利の上昇が影を落とす地銀の財務状況

ゼロ金利解除後は純利益相当が吹き飛ぶ銀行も

和キャピタル 専務 /伊藤 彰一

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日本銀行のマイナス金利政策の解除など、政策金利の引き上げがコンセンサスになりつつある。それに伴う短期金利の上昇は預金金利の上昇圧力となり、地域銀行の費用の増大にもつながる。本稿では、従前の預金金利の推移を概括した上で、預金金利上昇の地銀財務への影響を試算する(注1)。

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