解説

自社の「金融データ活用」進捗度をチェックシートで可視化せよ

ビジネス効果の発揮を目指したデータ活用への取り組みが重要

金融データ活用推進協会 代表 /岡田 拓郎

セブン銀行 コーポレート・トランスフォーメーション部長 /中村 義幸

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金融データ活用推進協会は6月28日、金融機関における金融データ活用の在るべき姿を定めた「金融データ活用組織チェックシート」を公表した。各金融機関は自社のデータ活用レベルをセルフチェックし、取り組むべき施策を検討してほしい。当会はデータ活用進捗度を可視化することで、金融業界全体のレベルアップを促進していく。本稿では、チェックシートの内容と、セブン銀行における金融データ活用の進め方を紹介する。

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おかだ たくろう
東北大学工学部卒。七十七銀行、全国銀行協会、三菱UFJ信託銀行で一貫して金融デジタル分野に従事し、現在、デジタル庁とスタートアップでパラレルワーカーとして勤務。22年、金融データ活用推進協会を設立し、代表就任。協会会員は約160社(23年7月末時点)。

なかむら よしゆき
岡山大学工学部卒。01年IT企業入社を経て、04年アイワイバンク銀行(現セブン銀行)入社。IT部門とビジネス部門の両方を経験し、現在、AI・データ部門をリード。金融データ活用推進協会標準化委員会委員長代行を兼務。