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日本銀行2023年度考査の実施方針と要点解説

内外環境の変化を踏まえ経営管理・リスク管理の実効性を点検

日本銀行 金融機構局 考査企画課長兼考査役 /森口 孝志

日本銀行 金融機構局 考査企画課 考査企画グループ長 /渡辺 成行

投稿日2023.05.19. /週刊金融財政事情

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2023年度の考査では、いわゆる「ゼロゼロ融資」の元金返済の期間収益への影響や、借換保証・プロパー融資への切替わりを踏まえた信用コストの見積もり等を点検するほか、内外イールドカーブの変化やボラティリティーの上昇等に伴う有価証券評価損やリスク量の拡大等を踏まえた経営体力・収益管理について点検する。また、流動性リスク管理に関しては、預金の粘着性分析、安定的な外貨調達手段の確保、ストレステストの実施・活用、緊急時対応力の実効性向上などについて点検する。考査運営面では、立入調査を本格的に再開し、リモート手法を組み合わせたハイブリット型を中心に行う。

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もりぐち たかし
04年日本銀行入行。金融機構局、政策委員会室、システム情報局などを経て、22年7月から現職。慶應義塾大学商学部卒。

わたなべ しげゆき
99年日本銀行入行。発券局、金融庁総務企画局、決済機構局などを経て、21年7月から現職。東京大学法学部卒、ハーバードロースクール修了。